肩掛けスピーカーのおススメ4選!損しない選び方をわかりやすく解説してみた

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iPhoneからイヤフォンジャックがなくなり、音楽を聴くためのスピーカーやイヤホンは無線タイプが主流になってきています。

中でも最近、注目されているのが「肩掛けスピーカー」。その名の通り両肩に掛けて、耳の下から音を流すコンパクトなスピーカーです。

狭い空間でも本格的な音を楽しめ、ヘッドホンのような圧迫感もないとあって、話題に。昨年10月にソニーが先鞭を切ってから、BOSE、JBLなど大手のオーディオメーカーが次々に商品をリリースしています。

そんな肩掛けスピーカーですが、新しいアイテムだけに、どれを選んだらいいか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

今回は肩掛けスピーカーの特徴や目的に合わせた選び方を紹介しますので、ぜひ、参考にしてください!

肩掛けスピーカーにはどんな商品があるの?

2018年5月末現在、肩掛けスピーカーは、ソニー、BOSE、JBL、日本アンテナといったメーカーから商品が登場しています。ぞれぞれ、どんな特徴があるのでしょうか?

ソニー ウェアラブルネックスピーカーSRS-WS1

2017年10月に登場した日本初の肩掛けスピーカー。テレビの光デジタル端子もしくはステレオミニジャックで送信機と接続し、送信機からスピーカーにWi-Fiで音を飛ばす仕組みです。

肩に掛けるスピーカー部分には、ソニーがこの商品のために開発した直径30mmのスピーカーユニットを搭載。さらに、スピーカーの下にダクトを配置して、小型スピーカーながらもクリアな音を出すことに成功しています。

ソニーらしいポイントは、両方のスピーカーにパッシブラジエーター(振動板)を搭載したことにより、音をバイブレーションとして再現していることでしょう。映画のアクションシーンやライブ映像のドラムなどの低音を振動として体感することができるのはソニーだけです。

これは、映画や音楽のコンテンツの事業展開もしているソニーならではの面白さと言えるでしょう。振動は3段階に調整可能です。

「SRS-WS1」の特徴は音だけではありません。ある意味、オーディオ機器感のないライトグレーの筐体で、肩に掛けた時に見た目の違和感がありません。夏に肌に直接触れる可能性も考え、肌に触れる部分にファブリック素材を使用しているのも◎です。

●スピーカー出力: 1W+1W

●入力:光デジタル音声入力端子、ステレオミニジャック

●接続:Wi-Fi (2.4Ghz帯)

●重量:約335g(スピーカー部)

●連続再生時間:約7時間

●充電時間:約3時間

●ワイヤレス通信距離: 約30m(2台接続の場合は約10m)

 

BOSE SOUNDWEAR COMPANION SPEAKER

ソニーに続いて2018年3月に発売が開始されたBOSEの肩掛けスピーカーは、Bluetooth対応で音楽を聴くことを目的に作られています。

特徴は何といってもBOSEならではの音作りでしょう。BOSEのスピーカーは小型でも本格的な音を再現することで知られていますが、その音づくりを支えているのが「ウェーブガイドテクノロジー」という仕組みです。

これは、スピーカー内部にパイプオルガンのような共鳴装置を埋め込み、音を響かせる技術ですが、「SOUNDWEAR COMPANION SPEAKER」にもこの技術を応用。肩に掛ける部分に11インチのウェーブガイドを2本埋め込んで、クリアな音を再現することに成功しました。

さらに、「SOUNDWEAR COMPANION SPEAKER」はスマートフォンとの相性も抜群。BOSE Connectアプリをスマホにダウンロードすれば、スマホから接続の管理や音量調整をすることができます。SiriやGoogleアシスタントにも対応していますので、AIスピーカーをより便利に使いこなすこともできるでしょう。

肩まわりの部分には形状固定ワイヤーを内蔵。シリコン製で柔軟性がありますので、首や肩にぴったりフィットします。また、オプションで洗えるカバーがついているので汗や汚れの心配もいりません。

●スピーカー出力:公表されていません

●入力:Micro-B USB端子

●接続:Bluetooth

●重量:266g

●連続再生時間:約12時間

●充電時間:約3時間(15分の充電で約2時間使用可能な急速充電に対応)

●ワイヤレス通信距離:9m

 

JBL  SOUNDGEAR / SOUNDGEAR BTA

「JBL SOUNDGEAR」の特徴は、13㎜径のスピーカー4基(左右に2基ずつ)とバスブーストユニットによる迫力ある音でしょう。アンプ出力も3W×2ですので、パワフルな音を楽しみたいなら、JBLでしょう。

また、スマートフォンの通話機能との相性もよく、スマートフォンをBluetoothで繋いでおけば、音楽再生中でもハンズフリーのマイクに早変わり。周囲のノイズを排除するノイズキャンセリング機能がついていますので、うるさい場所でもストレスなく通話することができます。

「SOUNGEAR BTA」は「SOUNDGEAR」にワイヤレスオーディオトランスミッターを付属させたモデルで、Bluetooth非対応のTVなどとも接続することができます。光デジタル入力だけでなく、AUXアナログ端子も接続できますので、古いTVを繋げることができる点はメリットでしょう。

TVの音を楽しみたいのか、純粋に音楽のみを聴きたいのか、目的に合わせて選べるのはJBLの分かりやすい点です。価格が安いのもメリットではないでしょうか。

●スピーカー出力: 3W+3W(31㎜径ドライバー×4)

●入力(BTAのみ):光デジタル、アナログ

●接続:Bluetooth4.1(BTAは4.1)

●重量:約370g

●連続再生時間:約6時間

●充電時間:約2時間

●ワイヤレス通信距離:約10m

 

日本アンテナ NECKSPEAKER

 

Bluetooth搭載で音楽鑑賞に特化したモデル。約199gと今回紹介した中で、もっともコンパクトな筺体ですが、パッシブラジエーターを搭載し、低音を強調した音づくりが特徴です。

スマホ、音楽プレーヤーなどとの接続はBluetoothで行いますが、NFCにも対応していますので、プレーヤーにNFCが搭載されていれば、タッチするだけで簡単にペアリングすることができます。

ユニークなのは、コンパクトに折りたたんで持ち運びできることや、スマホのスタンドとして使えるなどの機能があること。防水性能はありませんが、外に持ち出すには便利かもしれません。

弱点は、ボリューム調整がスピーカー本体からできない点と、首周りが太い男性にはちょっとキツイ場合があること。ただ、8000円前後の価格は「ちょっと試してみたい」という人にはぴったりです。

●スピーカー出力: 2W×2W

●入力:アナログ(ステレオミニジャック)

●接続:Bluetooth4.0

●重量:約199g

●連続再生時間:約5時間

●充電時間:約3~4時間

●ワイヤレス通信距離:約10m

肩掛けスピーカーは目的に合わせて選ぶ!選ぶ際のポイントは?

それぞれ特徴やメリットの異なる肩掛けスピーカーですが、選ぶときに気をつけたいのは、「どんな時に使うのか?」ということ。せっかく手に入れても、機能が合わなかったり、高いお金を出して買ったのに使わない機能があったりしたら、もったいないですよね。

そこで、ここからは目的に合わせて、肩掛けスピーカーを選んでみましょう。

TVの視聴に向いているのはどれ?

どんな番組を見たいかにもよりますが、もし、映画など迫力あるコンテンツを楽しみたいなら、低音を振動で伝えるソニーがおススメ。昼間は家族にTVを占領されているお父さんが、夜中に好きな映画を思い切り楽しむ・・・そんなシーンにぴったりです。

JBLの「SOUNGEAR BTA」は振動する機能はありませんが、静かに映画やTVを鑑賞したいという人にはむしろ、こちらの方が向いているかもしれません。

ソニーもJBLもアナログ端子が付いていますので、家のTVに光デジタル端子が付いていなくても臨場感ある音が楽しめます。

音楽を聴きたい場合に向いているのはどれ?

スマホや音楽プレーヤーと繋げて純粋に音楽だけを楽しみたい場合にはBluetooth対応のBOSEかJBLがおススメでしょう。スピーカーの音で定評のある両メーカーの音づくりは肩掛けスピーカーにも充分に活かされています。

特にBluetooth対応でSiriやGoogleアシスタントにも対応しているBOSEならiPhoneにためた音楽もハンズフリーで楽しめます。

ゲームに向いているのはどれ?

ゲームに向いているのは光デジタル入力、Wi-Fi(2.4GHz)に対応しているソニーでしょう。Bluetoothと違って音声に遅延がありませんので、スピーディな反応を求められるゲームにはもっとも向いています。低音を振動で伝えるシステムもゲームの臨場感を高めてくれるでしょう。

電話の通話に向いているのはどれ?

スピーカーを使っている時に掛かってきた電話に気づかないこと、ありますよね?どんな時でも電話に出たい!という人には、着信を振動でお知らせしてくれるBOSEがおススメ。着信を振動でお知らせしてくれます。

音楽を聴いている間に掛かってくる電話を取るというより、ハンズフリーフォンとして本学的に通話仕様で使いたいなら、ノイズキャンセリング機能のついたJBLが良いでしょう。現場で両手がふさがっている・・・なんて人にはベストチョイスです。

家族や友達と一緒に楽しみたい場合にはどれがおススメ?

「家族で楽しむなら、肩掛けスピーカーの必要なくない?」と思うのは早とちり。子どもが寝静まった夜に夫婦で映画や音楽を楽しみたいことだってありますよね?

そんな場合には1台の送信機に2台のスピーカーが繋げるソニーの出番です。2台繋ぐと音が届く距離は短くなりますが、部屋の中で違う場所に座っていても映画や音楽が楽しめ、しかも、子供部屋には聞こえづらい・・・そんなシチュエーションも可能です。

気軽に持ち歩きたい場合はどれがおススメ?

音楽も外の音も両方、聞える肩掛けスピーカーは、アウトドアでの使用にも向いています。外に持ち歩くのなら約199gと軽く、折りたためて、スマホスタンドにもなる日本アンテナの「NECKSPEAKER」が良いのではないでしょうか。

防水ではありませんので、雨には気をつけなればなりませんが、価格が安いので気軽に持ち歩くことができます。

いまさらですが、肩掛けスピーカーって便利なの?

ここまで読んで、「肩掛けスピーカーって必要なのかな」と考えてしまっている人もいるかもしれませんね。いまさらですが、肩掛けスピーカーにはどんなメリット、デメリットがあるかも考えてみたいと思います。

肩掛けスピーカーのメリットは?

●狭い場所でも臨場感ある音を楽しめる

●普通のスピーカーのように面倒な設定がいらない

●外部の音も聞こえるので、会話もできる

●ヘッドホンのような閉塞感がない

肩掛けスピーカーのデメリットは?

●インナーイヤホンなどよりは重い

●ヘッドホンと違って外に音が聞こえる

●どのメーカーもファーストモデルなので、今後さらに良い商品が出てくる可能性あり

●耳の下から音が聴こえるので最初は違和感があることも

まとめ

ヘッドホンとサラウンドスピーカーの良いところを合体させた最新のウェアラブル端末「肩掛けスピーカー」。音楽や映画が好きな人や、ガジェット好きな人はもちろんのこと、ハンズフリーで通話したい人や耳の遠いお年寄りなどまで、使い道は無限に広がりそうです。

今後もさまざまなメーカーから新製品が出そうな予感がありますし、トレンドを先取りしたいなら買いでしょう。ただし、使用のシーンをイメージして商品を選ぶようにしてくださいね。

 

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